2024年12月29日9時03分、韓国・ムアン国際空港で旅客機事故が発生しました。
この事故の原因について、
「なぜ燃料投棄しなかった?」
「なぜムアン空港にこだわった?」
「パニックに陥った?」
このように判断の誤りや、人災・ミスを指摘する声が相次いでいます。
そこで今回は、
✔韓国飛行機事故「人災・操縦ミス」という声
✔人災・操縦ミスの噂はデマ!
これらを詳しく調査しました!
韓国旅客機事故に寄せられる「人災・ミス」の声
ネット上でささやかれている、今回の飛行機事故の「人災・ミス」との声を見てみましょう。
ちょっと不可解な点の多い事故、人災だったのでは
— あいびす (@xaibis) December 29, 2024
韓国航空機事故…
— たしま (@tashimabooo) December 29, 2024
ヒューマンエラー!?
韓国の飛行機事故、映像を見る限り止まり切れなかったというよりも、何かしらの目測や進入速度をミスしているようにしか見えないスピードで突っ込んでる
— haru (@onlog0303) December 29, 2024
近年先進国に属する国でこのレベルの飛行機事故って類がないのでは
パニックによる対処ミスでしょ
なぜムアン空港の着陸した?
滑走路が長い空港に飛べばよかった
マニュアル通りの機内対応が
できてなかったんじゃ?
なんで燃料投棄しなかった?
事故発生からまだ時間が経っておらず、明らかになっていることが少ないためでしょうか、
人災やヒューマンエラーとの憶測が多く広がっています。
韓国飛行機事故「人災・ミス」説はデマ!
現時点で、韓国飛行機事故が人災や人間によるミスだとの指摘は憶測・デマとしか言いようがありません。
その理由を詳しくお話しします。
事故原因は特定されていない
2024年12月29日事故発生当日の時点で、事故の原因は特定されていません。
バードストライク、機体の故障…さまざまな可能性は指摘されていますが、
・ブラックボックス
・管制塔とのやりとり
・残った機体の検証など、
今後明らかになる情報を総合的に判断して事故原因が明らかになるでしょう。
ですので、「人災、操作ミス・判断ミス」と断定するは時期尚早で、現時点ではデマ・噂としか言えません。
バードストライクの可能性
当該の航空機は着陸態勢に入った時点で、バードストライクが発生したとの情報があります。
韓国はこの時期渡り鳥が大変多く、空を見上げると渡り鳥の大群を見かけることもしばしば。
2024年冬の韓国渡り鳥分布図↓
全羅南道ムアン郡も渡り鳥が特に多い地域です。
不運としか言いようがありません…
ただ、このバードストライクが今回の事故の直接的な原因になったかどうかは不明です。
ムアン空港に着陸するしかなかった
ムアン空港の滑走路の長さは2800m。
「3000m超えの滑走路を有するソウルや釜山の空港へ飛ぶべきだった」
このような声もありますが、
事故機は胴体着陸前から両側エンジンに異常が生じ、機内に有毒ガスが充満し始めていた状態と報じられています。
このことから、他の空港を選択する時間的余裕はなかったことが分かります。
燃料投棄は不可能だった
チェジュ航空 ボーイング737
原因は色々あると思いますが、憶測や過去の事例との比較は避けて、正式発表の情報を待ちましょう。
— ✈︎しがない整備🛠 (@seibisan_) December 29, 2024
エンジニアから補足する点があるとすれば、B737には燃料投棄のシステムはありません。
当該機はボーイング737。
この機種は燃料投棄システムを持たない飛行機であったことは、多くの方から指摘があります。
「胴体着陸するなら燃料投棄するはず」
「なぜ燃料投棄しなかった?」
このような声がありますが、できない機種でした。
緊急着陸時の機内対応は遂行不可能だった
【外壁衝突で乗務員も意識を失っていた可能性】
緊急着陸時の機内対応が手順通り行われなかったとの声がありますが、
200~300㎞/時の速度で胴体着陸→外壁に衝突していることから、衝撃により乗務員も失神していた可能性があります。
この状況で、機内対応できる乗務員はいなかったと考えてよいでしょう。
また、奇跡的に助かった2名は後方に座っていた乗務員ですが、
事故前からの記憶がなく気が付いた時には病院に搬送されていたそうです。
韓国旅客機事故「人災・人的ミス」はデマ!?チェジュ航空でなくても起こりうる事故!まとめ
今回は、2024年12月29日に発生した韓国旅客機事故について、
事故当初からSNS上で「人災・人的ミス」との声が上がっている件について詳しく調査しました。
現時点で原因は特定されておらず、ちまたで聞こえてくる「人災」の声は憶測としか言いようがありません。
あまり衝撃的な事故でしたので、早く原因が知りたいという心理が働くものですが、落ち着いて調査の結果を見守りたいですね。
最後までお読みくださってありがとうございました。