青森県の「みちのく記念病院」での死因隠ぺいがニュースに取り上げられていますね。
今回は、事件に関わったとされている石山兄弟（医師）のなかでも兄・石山隆医師について、
✔出身大学
✔医師としての経歴
これらを詳しく調査しました。
石山隆医師の出身大学
石山隆医師の出身大学は弘前大学医学部であることが分かりました。
詳しく見てみましょう。
弘前大学医学部出身
弘前大学医学部は青森県弘前市にある国公立大学医学部です。
青森県には医師不足の地域が多くあり、地域に根付いた医師の育成に力を入れています。
石山隆医師は1988年に同校を卒業しています。
偏差値は64前後
弘前大学医学部の偏差値は64前後で、入学難易度は低めと言われています。
国公立大学医学部ランキングでは49校中36位という位置にある大学です。
入試の特徴としては、
AO入試（総合型選抜）の募集定員が多く、多様な学生を受け入れています。
石山隆医師の経歴
みちのく記念病院
石山隆氏の医師としての経歴を調査しました。
医師としてのキャリアは35年ほどはあると思われますが、
所属病院や発表論文など、ネット検索でヒットする情報は多くありませんでした。
現時点で分かっている経歴は…
・経歴①弘前大学医学部附属病院か？
・経歴②みちのく記念病院
・経歴③医療法人杏林会の理事長
詳しく見てみましょう。
経歴①弘前大学医学部附属病院か？
石山隆医師が、大学卒業後にどちらの病院に就職したかは明らかになっていません。
発表論文から経歴を辿ってみると、
1994年 リハビリ系の論文発表
弘前大学医学部研究施設（リハビリ系）
1996年 在宅医療に関する論文発表
みちのく記念病院
1994年に弘前大学医学部研究施設（リハビリ系）所属で論文を発表しています。
ですので、1988年に大学を卒業後、そのまま弘前大学医学部付属病院に就職された可能性は十分ありそうです。
経歴②みちのく記念病院
また、卒後8年の1996年には「みちのく記念病院」所属で論文を発表しています。
1994年から1996年の間に、前病院を退職し「みちのく記念病院」に入ったと推測されます。
専門は内科・リハビリ科。
2008年の「日本リハビリテーション医学会・リハビリテーション科専門医一覧」に
みちのく記念病院
石山 隆
との記載がありました。
リハビリテーション科専門医として登録されています。
※注意
「千葉大学の助教授だった」という情報が一部でありますが、これは誤りのようです。同姓同名ですが、異なる分野の助教授でした。
経歴③医療法人杏林会の理事長
就任時期は不明ですが、
石山隆医師は医療法人杏林会・理事に就き現在に至ります。
杏林会というのか、かなり大きな医療法人であることが分かりましたので、次項でご紹介します。
医療法人杏林会とは？
医療法人杏林会の法人概要を見てみましょう。
医療法人・杏林会
設立時期：1988年4月
法人本部：東京都目黒区
事業所 ：青森県八戸市、岩手県、宮城県、東京都、神奈川、静岡、愛知県
施設数 ：4病院・17施設
資本金 ：1億3,000万
事業収入：141億円（2023年3月期）
従業員数：2,500名（2023年4月）
※参考元 キャリタス就活
青森県以外にも医療機関を運営している杏林会。
病院・施設数も多く、従業員は2,500人！
かなり大きな医療法人であることが分かります。
今回事件で注目されている青森県『みちのく記念病院』は、この杏林会4病院の１つでした。
ちなみに杏林会の設立年は1988年。
石山隆医師は同じ年に弘前大学医学部を卒業しています。
ですので設立には関わっていないと思われます。
報道では「ファミリー経営」と言われていますので、石山医師の両親の代で設立された医療法人なのかもしれません。
続報がありましたら内容を更新いたします。
