フリーアナウンサーがあいテレビを提訴した件が話題になっていますね。
今回は、事の発端となったあいテレビの深夜番組『鶴ツル』で交わされた「セクハラ・下ネタ発言」について詳しく調査しました。
✔『鶴ツル』セクハラ下ネタ発言の内容
✔番組概要&出演者まとめ
最後までぜひご覧ください!
あいテレビ『鶴ツル』番組概要&出演者まとめ

まずは今回は、提訴されるきっかけとなった深夜番組についてまとめました。
深夜番組『鶴ツル』
『鶴ツル』はあいテレビという愛媛県のローカル局で放送されていた番組です。
すでに放送は終了しているのですが、番組概要を見てみましょう↓
『鶴ツル』
放送期間:2016年4月~2022年3月(6年間)
放送時間:毎週火曜 夜11:56~
番組形態:15分間のトーク番組
出演者 :以下の3名
〇片岡鶴太郎
〇福村俊弘(地元の現役住職)
〇大下香奈フリーアナウンサー
ローカル局の深夜番組で6年続くというのは長寿番組といえるでしょうね。
バーに見立てたスタジオ
『鶴ツル』はバーに見立てたスタジオで、出演者3人がお酒を飲みながらトークする番組です。
大下香奈フリーアナウンサーはバーのママという設定での進行役でした。
この番組には台本がありません。
1回の収録で3時間程度の完全フリートークが行われ、約2か月程度の放送分にしていたとのことです。
参考サイト:「ローカル深夜番組女性出演者からの申立て」 – BPO
【あいテレビ深夜番組】セクハラ・下ネタ発言の内容が判明!

具体的にどのような問題発言があったのか調査しました。
聞くに堪えない発言内容
『鶴ツル』は女性アナウンサーからの申し立てにより、2023年にBPOの審理を受けています。
その報告書に、具体的な発言内容が書かれていました↓
「〇〇ちゃんもなかなか床上手でしょ」(〇〇は申立人の名前、以下同じ)、「一日中欲しがってる。やっぱり〇〇ちゃんだよそれ。一日中欲しいって」
「ローカル深夜番組女性出演者からの申立て」 – BPO
これは言葉を失う内容ですね…。
下ネタOKの番組だった?!
✔番組の放送時間が深夜
✔女子アナがバーのママという設定
このような理由から、番組がある程度の下ネタを許容する雰囲気だったのかもしれませんが、
これを面と向かって言われ、しかも放送されてしまうとなると多くの女性は受け入れがたいと思います、個人的意見ですが。
BPO「放送倫理上の問題があるとまでは言えない」

番組に出演していたフリーアナウンサー女性は、BPO(放送倫理・番組向上機構)に審理申し立てを行いました。
2023年に出されたBPO審理の結果は、
本件において放送倫理上の問題があるとまでは言えない。
「ローカル深夜番組女性出演者からの申立て」 – BPO
詳細を読むと「良識に照らすと問題はある」と、一定の理解は示しているものの、
結論としては人権侵害は認められない旨の見解となっています。
なかなかシビアですね…。
今回、女性はあいテレビを提訴しています。
ちなみに弁護人は、性暴力被害者の支援活動を行う伊藤和子弁護士と雪田樹理弁護士(!)
今後の展開に注目していきましょう。