米の価格高騰が止まりません。
政府備蓄米が放出されるとの報道がありますが、
備蓄米って一体どこにある?
自分の住んでいる地域にある?
こんなことが気になりますよね。
そこで今回は、政府備蓄米がどこにあるのか、保管場所について調査しました!
政府備蓄米の保管はこんな地域で
政府備蓄米は、災害や不作などによる米不足への対策として備蓄されている食糧です。
スムーズな物流や、倉庫が被災するリスクなどを考慮して保管場所が選定されているようです。
✔物流の要所
✔地域バランスを考慮
✔分散して保管(災害時のリスクを最小限に)
具体的にどんな場所なのか見てみましょう。
【都道府県別】政府備蓄米はどこにある?
ニュース報道では防犯上どこにあるかは明かされていない備蓄米の倉庫。
どこにあるのか気になりますよね。
今回は地道なネット検索で、政府備蓄米を保管している(保管できる)民間会社を47都道府県すべて調査しました。
当サイトでも防犯上、具体的な企業名は明かしませんが、お住まいの都道府県に会社があるのか参考にしてください。
また、検索でヒットする企業のみカウントしていますので、実際はこれ以上に保管場所が存在していると思われます。
【都道府県別】
ネット検索で表示される
政府備蓄米の保管が可能な民間会社
※(?)は検索ヒットなし。
あくまで検索結果なので実際にはある可能性大。
北海道(1)、青森県(2)、岩手県(1)
宮城県(2)、秋田県(?)、山形県(1)
福島県(?)、茨城県(?)、栃木県(3)
群馬県(?)、埼玉県(1)、千葉県(2)
東京都(?)、神奈川県(1)、新潟県(1)
富山県(1)、石川県(1)、福井県(?)
山梨県(?)、長野県(1)、岐阜県(?)
静岡県(1)、愛知県(1)、三重県(?)
滋賀県(1)、京都府(?)、大阪府(1)
兵庫県(?)、奈良県(?)、和歌山県(?)
鳥取県(?)、島根県(?)、岡山県(?)
広島県(1)、山口県(?)、徳島県(?)
香川県(?)、愛媛県(?)、高知県(?)
福岡県(?)、佐賀県(?)、長崎県(?)
熊本県(?)、大分県(?)、宮崎県(?)
鹿児島県(1)、沖縄県(?)
政府備蓄米を保管する低温倉庫を有するとネットで公開している会社数:約24か所
東北・北陸の米どころや、人口の多い首都圏に保管場所が複数あることが分かります。
100万tの備蓄米を日本各地で保管
調査する中で、民間企業での備蓄量は少ない所では3000トン、多い所では2万~2.5万トン程度であると分かりました。
国全体での政府備蓄米は100万トンと言われていますので、
上記の民間企業は保管施設のごく一部ということになりますね。
各地のJAを含め、日本全国に保管施設が分布していることが考えられます。
政府備蓄米を保管している民間企業とは?
政府は全国のJAや民間企業の低温倉庫を利用し、備蓄米を保管しています。
民間企業についていうと、過去にニュース報道が出た大手企業は…
✔株式会社 日本通運(日通)
2018年に備蓄米の検査印偽造が報道される
報道された倉庫の場所は広島
✔株式会社 上組←港湾運送最大手
2023年に北海道苫小牧に政府備蓄米などの倉庫を新設
各地の地元企業でいうと、社名が
〇〇運送
〇〇物流
〇〇倉庫株式会社
〇〇運輸 など
といった、物流を担う企業が多いようです。
政府備蓄米はどこにある?47都道府県の民間会社を調査してみた!まとめ
今回は、今話題の政府備蓄米について詳しく調査しました。
調査で明らかになった保管場所(民間企業)は25か所程度でしたが、
全部で100万tはあるとされる政府備蓄米ですから、実は日本全国で保管されているということでしょう。
この備蓄米が放出され、お米の価格がどう変化するのかも気になりますね。
少しでも安くなってほしいものです!
最後までお読みくださってありがとうございました。